indeedで求人掲載をする方法

indeedで求人掲載をする方法を説明していきます。

求人掲載の方法を知ることで、企業は効果的な採用活動を行い、適切な求職者とのマッチングを図れるようになるでしょう。

無料掲載

indeedの無料掲載には、「直接投稿」と「クローリング」の2種類があります。

それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。

直接投稿

indeedの直接投稿とは、indeedのサイト上で求人情報を直接入力して掲載する方法です。indeedのアカウントを作成することで直接投稿が可能になります。

応募方法を「indeedカンタン応募」にすることで、求職者は履歴書不要で応募できるようになります。これによって応募ハードルが下がるため、求職者を早く集めやすくなるでしょう。

求人広告は掲載後でも修正が可能であるため、状況に応じて内容のアップデートができます。採用ページや自社Webサイトを持っていない企業や、すぐに求人情報を掲載したい企業におすすめです。

クローリング

クローリング掲載では、自社サイトや採用ページに掲載されている求人情報をindeedが自動的に読み込んで掲載します。

クローリング掲載のメリットは、自社のWebサイトを更新に伴って、indeedの求人情報も併せて更新される点です。自社の採用ページを充実させることで求職者の目に留まりやすくなり、採用効果が高まるでしょう。

indeedへの反映はクローリング後に検知された段階で行われるため、リアルタイムでは更新できない点に注意が必要です。

また、indeedの求人情報の掲載基準を満たす求人広告にしておく必要があります。そのためには、求人の基本情報や応募条件が明確に記載されていなければなりません。

有料掲載

indeedには「スポンサー求人」という有料掲載オプションがあります。

この有料オプションを利用すると、求人情報がindeedの検索結果の上位に表示されやすくなります。そのため、より多くの求職者が求人情報を目にする可能性が高まるでしょう。

このオプションでは、求人広告の掲載費や採用が成功した際の報酬など採用活動にかかる料金が不要です。

indeedの有料オプションはクリック課金型を採用しており、求人がクリックされるごとに費用が発生します。

求人が閲覧されていない場合は費用が発生しないため、費用を抑えつつ採用活動を展開しやすくなります。

indeedの無料と有料での掲載の違い

indeedの無料と有料での掲載の違いを、以下の観点で説明していきます。

それぞれの違いを知ることで、企業は自社のニーズに合わせて採用活動を効果的に進めやすくなるでしょう。

表示回数

indeedでは、有料掲載は表示回数が増えて、多くの求職者の目に留まりやすくなります。

これに対して、無料掲載では有料掲載に比べて表示回数が少なくなる点が特徴です。具体的には、無料掲載の求人よりも有料掲載の求人が検索画面により多く表示されるようになります。

一般的に求職者は上から求人を確認することが多いため、有料掲載の方がより多くの求職者にアピールできるでしょう。

有料掲載では表示回数やクリック数などのデータが取得できるため、広告効果を分析しやすくなる点も無料掲載との違いと言えます。

費用

indeedの無料掲載と有料掲載では、費用に関する違いが存在します。

無料掲載では費用が一切発生しません。indeed内でアカウントを作成し、求人原稿を投稿するのみで掲載完了します。

一方、有料掲載はクリック課金型であり、クリックされた場合のみ費用が発生します。従って、掲載するための料金や成功報酬が不要です。

クリック課金は予算の上限設定が可能です。利用金額に応じて請求されるため、課金による想定外の出費がなく広告費の管理がしやすくなります。

有料オプションには費用が発生します。しかし、求職者の目に留まりやすくなるため、効果的な採用活動を行う上では重要な要素であると言えます。

労力

indeedの無料掲載と有料掲載を比較すると、有料掲載には一定の労力が発生する場合が多いです。

無料掲載では、求人情報を簡単に作成し公開することができます。アカウントを作成し、求人原稿を公開するのみで掲載完了するため、労力を抑えながら求人掲載が可能です。

一方、有料掲載ではクリック率に応じて表示状況が変わるため、効果的な求人掲載を実現するためには労力が必要になります。例えば、クリック率を高めるために原稿を修正するといった施策を実施する必要があります。

求人を掲載する際には、労力と費用のバランスを考慮して無料掲載か有料掲載を選択することが重要です。

indeedの掲載基準を解説

indeedでは求人掲載は無料で利用できますが、掲載基準を満たしていない求人は掲載されない点に注意が必要です。

indeedの掲載基準は、以下の観点から定められています。

・求人情報に関する基準
・採用企業に関する基準
 

求人情報に関するおおまかな基準は下記の通りです。

・職種、勤務地、給与などの必須項目が記載されていること
・求人の詳細が明確に記載されていること
・求人内容に虚偽や誤りがないこと
 

採用企業に関するおおまかな基準は下記の通りです。

・求職者への差別的な表現がないこと
・求職者への費用負担が発生する求人ではないこと
 

詳細は、indeedの求人掲載基準をご覧ください。

【概要】indeedとは

indeedは、一般的な求人サイトとは異なる仕組みの「求人検索エンジン」です。規模の大きさが強みであり、世界60カ国以上（※）の地域で利用されています。
（※2023年11月時点 公式サイトに記載）

indeedはWeb上にあるさまざまな求人情報を自動収集し、indeedのサイト上に掲載する仕組みです。そのため、その他求人サイトや企業の採用ホームページ、その他媒体などの求人情報が一括で検索できます。

indeedは検索エンジンと連携しています。そのため、求人の内容に検索ボリュームの高いキーワードを含めることで、検索結果の上位に表示されやすくなる点が特徴です。

また、求人の詳細ページでは、求職者が求める情報を充実させることで応募率を高めることができます。

indeedの特徴は、以下の通りです。

・求人掲載が無料で利用できる
・規模が大きい求人検索エンジンであり、求人の掲載数が多い
・求職者の検索意図に合った求人を表示しやすい
 

indeedは採用企業にとって、費用を抑えて求人を掲載できるコストパフォーマンスの高い媒体と言えます。

indeedで求人掲載するメリット・デメリット

indeedで求人掲載するメリット・デメリットを説明していきます。

メリットとデメリットを知ることで、indeedが自社の求人活動に合っているかを判断しやすくなるでしょう。

メリット

indeedで求人掲載するメリットについて、以下の3つの点を説明していきます。

indeedのメリットを把握することで、自社の採用戦略をより効果的に立てやすくなるでしょう。

求めている求職者が見つかりやすい

indeedで求人広告を掲載するメリットとして、求めている求職者が見つかりやすい点があります。

indeedでは月間サイト訪問数が4,080万人（※）であることから、掲載した求人情報が多くの求職者に閲覧される可能性が高いです。
（※2023年11月時点 公式サイトに記載）

そのため、indeedで求人広告を掲載することで、希望している求職者を獲得しやすくなります。

また、indeedの検索結果は、求職者の居住地や職歴などの条件にも合わせることが可能です。特定の地域や職種で求職活動をしている求職者に対して、より効果的なアプローチが可能になります。

indeedの検索結果は、求職者が検索したキーワードや条件に合致する求人が上位に表示される仕組みになっています。

そのため、求人の内容に検索されやすいキーワードを含めることで、より多くの求職者に求人情報が届く可能性が高まるでしょう。

無駄な採用コストを抑えやすい

indeedで求人広告を掲載するメリットのひとつに、無駄な採用コストを抑えやすい点もあります。

indeedはクリック課金制を採用しているため、求職者が求人をクリックしたときのみ費用が発生します。そのため、余計な費用が発生せず、採用コストを抑えることが可能です。

また、上限予算を決めることができるため、広告費が不用意に増える心配がありません。

さらに、indeedでは求人広告の成果を分析できます。このデータを活用することで、採用コストを抑えるためのさらなる施策を検討できるでしょう。

質の高い求人掲載ができるようになる

質の高い求人掲載ができるようになるのも、indeedで掲載するメリットと言えます。

indeedでは、求人掲載の分析機能が充実しています。この分析機能を活用することで、求人広告のクリック率や応募率などのデータを分析することが可能です。それによって、求人内容の修正や改善を行えるため、広告の質が上がるでしょう。

また、indeedは、求人掲載の質を評価する基準を設けています。この基準を満たした求人広告しか掲載されないことから、掲載される広告は質が高いと言えるでしょう。

デメリット

indeedで求人掲載するデメリットについて、以下の3つの点を説明していきます。

indeedのデメリットを事前に把握しておくことで、生じる可能性があるリスクを回避しやすくなるでしょう。

運用するためのリソースを大きく使ってしまう

運用するためのリソースを大きく使ってしまうのがindeedのデメリットのひとつです。

indeedの有料掲載では、より多くの求職者に求人情報が届く可能性が高いです。とはいえ、indeedで求人広告を効果的に運用するためには、クリック率を含めたパフォーマンスを分析する必要があります。

この分析や運用には、時間と労力が必要です。また、専門的な知識やスキルも必要になる場合もあります。

そのため、indeedで求人広告を掲載する際には、運用するためのリソースを確保しておくことが重要です。

上位検索するための対策が必要になってくる

indeedで求人広告を掲載する際、上位検索に表示されるための対策が必要です。

indeedの検索エンジンは、検索キーワードや詳細ページの内容などを基に上位表示順位を決定します。求職者のニーズに合った求人を上位表示するためには、キーワードや求人内容を調整しなければなりません。

そのため、ある程度のSEOの知識やノウハウが必要となります。

上位表示のため、次のような対策が効果的と言えます。

・検索ボリュームの高いキーワードを含める
・求職者が求める情報を充実させる
・求人内容を常に新しい状態に保つ
 

このような対策を行うことで広告が求職者の目に留まり、効果的な求人募集が可能となるでしょう。

取り組みに対して効果があまり見込めない場合もある

indeedで広告を掲載する際、取り組みに対して効果があまり見込めない場合がある点に注意が必要です。

indeedの検索結果は、求人広告の質や関連性、クリック率などの要素によって決定されます。そのため、求人広告の質が低い場合、求職者に届きづらくなってしまうでしょう。

また、無料掲載の場合、検索結果での表示回数が少ないため、期待する応募数に満たない可能性があります。

効果があまり見込めない場合は、以下の点が考えられます。

・求人のタイトルや内容が、求職者の検索意図に合っていない
・求人の条件が、求職者の希望に合っていない
・求職者のニーズに合わない
 

上記のようなデメリットを理解した上で、効果を高めるための対策を実施することが重要です。

indeedの求人掲載料金・費用

indeedの掲載費用は、無料と有料の2つのプランがあります。

有料掲載はクリック課金型で、自社の求人を閲覧した1クリックにつき費用が発生します。

1クリック当たりの費用は、indeedの公式サイトでは明記されていません。これは、職種や業種、地域によってクリック単価が異なるためです。掲載費用は、クリック単価にクリック数をかけた数値で算出されます。

クリック単価の上限を設定することもできます。そうすることで、予算を超過することなく求人広告を掲載することが可能です。

なお、indeedでは無料掲載も可能です。ただし、無料掲載では求人の表示順位が低くなるため、より多くの求職者に求人情報が届く可能性が低くなります。

indeedに掲載時に気をつけるべきこと

indeedに掲載時に気をつけるべきことについて、下記の内容で説明していきます。

indeedの掲載基準を守る

indeedに求人を掲載する際には、indeedの掲載基準を守ることが重要です。

求人広告の内容が基準に違反している場合は求人が掲載されない、または掲載後に取り下げられてしまう可能性があります。

indeedに求人を掲載する際には、以下の点に注意すると良いでしょう。

・正確で詳細な求人情報を記載する
・不快感を与えるコンテンツを含めない
・差別行為をしない
・手数料を求職者に課さない
 

掲載基準を守ることで、求職者に適切な情報を提供できるのみでなく、求職者からの応募を増やせる可能性が高まります。

indeedの掲載の運用方針を決める

indeedに掲載する際には、まずは掲載の運用方針を決めることが重要です。

運用方針とは、indeedでの求人掲載の目的やターゲット、予算などを決めておくことです。運用方針を決めずに掲載してしまうと、効果的な運用が行えなくなる可能性があります。

具体的には、以下のポイントを検討しましょう。

・求人情報を掲載する目的を明確にする
・ターゲットを明確にする
・予算を決める
・掲載期間を決める
 

採用活動は長期的になる場合もあるため、自社のニーズや予算に合った運用方針を決めると良いでしょう。

indeedの掲載する上での自社運用と代理店運用の違い

indeedの掲載を自社で運用する場合と、代理店に代行してもらう場合の違いを説明します。

自社運用のメリットは、掲載費用を抑えられる点です。代理店に手数料を支払う必要がなく、運用にかかる費用は有料掲載を利用する場合のみ発生します。

一方デメリットは、上位表示を狙うために頻繁な更新が必要であり、効率的な運用が難しい場合がある点です。

代理店運用のメリットは、求人広告に関わる部分を代理店が担当するため、採用担当者の負担を軽減できる点です。

一方、費用が発生し、掲載にかかるコストが上昇する場合があるのがデメリットと言えます。

コストや運用にかける時間、運用の専門知識などを考慮して、自社に合った選択肢を選びましょう。

indeedの掲載がおすすめな企業の特徴

indeedの掲載がおすすめな企業について説明していきます。

おすすめな企業の特徴を知ることで、自社がindeedでの広告掲載に合っているかが判断できるようになるでしょう。

掲載がおすすめの企業

indeedの利用は、採用コストを抑えたい企業や年間通して求人募集している企業におすすめします。indeedでは掲載期間や予算を柔軟に調整でき、企業の採用活動に合わせた運用が可能なためです。

indeedの掲載料金は、クリック課金制です。そのため、求人が閲覧されなければ料金が発生しません。

また、求人情報の掲載数に制限もありません。そのため、コストを抑えたい企業にとって、indeedは魅力的な採用手段と言えるでしょう。

また、indeedでは、職種やスキル、勤務地など、さまざまな条件で求人を検索することができます。そのため、特定の職種やスキルを持つ求職者を募集したい企業にもindeedの掲載がおすすめです。

掲載がおすすめできない企業

予算が限られた状況で人気職種を掲載する場合は、indeedをおすすめしにくいです。

クリック課金制を取っているため、人気職種では閲覧数に比例してコストが増加します。それにもかかわらず応募数が少ない場合は、採用単価が高くなる恐れがある点に注意しましょう。

また、薬剤師やエンジニアなど難易度の高い職種の募集も効果が期待しにくい可能性があります。indeedは求人の検索エンジンである性質上、母数が少ない職種は表示数が少なめになるためです。

indeedの掲載依頼を代理店にするメリット

代理店の豊富なノウハウや成功事例から、indeedの掲載においても効果的な採用戦略を策定してもらえるでしょう。

indeedの運用は専門スキルを要する分析と調整が求められるため、効果的な広告運用に不安がある場合は代理店に依頼すると良いです。

例えば、ピーアールデイリーには10年以上（※）の豊富な経験があります。広告掲載を専門とする代理店として、これまで多くの企業の採用活動を支援してきました。
（※2023年11月時点 公式サイトに記載）

その実績とノウハウを活かして、企業のニーズやターゲットに合わせて、効果的な広告戦略を立案・実行することが期待できます。

indeedの掲載に関するよくある質問

indeedの掲載の期間はどのくらい？

indeedでは、無料掲載・有料掲載のいずれも具体的に決まった期間はありません。

無料掲載の場合、企業が自ら求人情報の掲載を止めるまで掲載が続きます。ただし、一定期間未更新の場合は自動的に休止状態になり、検索結果に表示されなくなるため注意しましょう。

有料掲載の場合はクリック課金型のため、設定していた予算が残っている間は掲載され続けます。

indeedの代理店になる方法は？

indeedは、代理店として「認定パートナー」という制度を取っています。

認定パートナーとは、indeed広告の販売代理店としてindeedから公式に認定を受けた代理店のことです。

認定パートナーになるための申請をして、審査に合格した代理店が、パートナーとしての認定を受けることができます。